始祖ユミルの巨人化における「寄生」の仕組み⇒彼女の自由の条件

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「進撃の巨人」考察

宿主と言えばアッカーマン。

そして宿主と言えば、本来は「寄生虫などが寄生する相手」。

そういう意味では、ここには文字通りの宿主への寄生があるでしょう。

 

謎の生物に接触して巨人化した始祖ユミル。

122話「二千年前の君から」

 

この生物が、始祖ユミルに「寄生」して、原初のユミル巨人となったのだろうと思います(あくまで予想です)。

 

123話で復活したエレン巨人もこれが元になってるようですしね。

ちょっと、おもしろい💧<(_ _)>

 

しかしそもそも、なぜ「この生物は始祖ユミルに寄生できたのか?」

ここには理由があるかもしれません。

なぜなら、生物がその人に寄生できるのは、それなりの原因があるからです。

 

もしかしたらこの「原因」を解決しないと、始祖ユミルに自由は訪れないかもしれない、という空想。

そして、エレンが目指す自由について、ちょっとだけ。

 

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まず「寄生」の性質とは?

 

寄生する代表的なものと言えば「寄生虫」

衛生状態が良くなかった昔は、いろんな病気の元になっていたようです。

現代でも、ウィルス、細菌といった病原体とともに、意外なほどに影響しているようです。

 

人間の体内にも寄生している寄生生物が宿主の行動や性格をゆがめていることが判明 - ライブドアニュース
宿主の行動をねじ曲げ、健康に害を及ぼすという寄生生物「トキソプラズマ」。最近の研究で、恒温動物の脳内の分子構造を改造していることが明らかに。研究者の中には、人間の性格をゆがめる作用を持っていると提唱する人も

 

ここで、寄生虫の仕組みと解放について、潜在意識の感情を解放する「感情解放アロマ®」から。

細菌、ウィルスなどすべてに言えることですが、どれをとっても必ず、それに対応する「潜在意識の感情」を自分自身が持っています。

だから、寄生虫の問題を解消する一つの方法は、それに対応している感情を解放することです。

 

では、「寄生虫」に対応する感情とは?

寄生虫は、宿主に寄生することで食物を得たりします。

まさに宿主に依存してるわけですね。

では、その寄生虫を呼び込みやすい感情は何か?

これがまさに、その「依存」の感情だと言われています。

これを潜在意識に抱えていると、寄生されやすいということ。

だとすれば・・。

 

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始祖ユミルが巨人化できたわけ

 

そう、始祖ユミルが巨人化できたのは、始祖ユミルに「あの寄生生物」を受け入れる「依存」の感情があったからではないか?と。

感情的には持ってて当然ですね。あの境遇で自立はできないでしょう。

ただ、あそこに落ちたのが始祖ユミルでなく、王だったとしたら、あの生物は寄生していないかもしれない。

 

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始祖ユミルの自由に必要なもの

 

あの「有機生物の起源」的な生物(つまり巨人の力)が死んだとしても、それだけでは始祖ユミルに自由は訪れないですね。

始祖ユミルの自由には、依存の解放による「自立」が必要になってきます。

 

という仮説の上で。

エレンが始祖ユミルを見つけて解放した現在。

始祖ユミルは「自分の意思」で、その力をエレンに託すことを選んだようです。

気になるのは、ここで始祖ユミルが完全に解放されたのか、ということ。

それにはまだ早いような気もします。

 

もちろん、「生まれ変わる」ことで解放、という可能性も充分ありますが。

もしかしたら、エレンに力を与えた始祖ユミルが、さらにそのエレンから自立し自らの判断を下すという展開もあり得る?かもしれない(根拠の薄い妄想だけど(^▽^;))。

 

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まとめと蛇足:始祖ユミルとエレンの「悪魔」の性質の違いと今後について

 

もともと力を持てなかった彼女。しかしその後、巨人の強力な力を得ても、なお奴隷の立場のままだった。

その原因は、その強大な力の根源が「依存」せざるを得ない心にあったから、かもしれない。

というと、あまりに酷だけど、でも自分を持てなかった(もし持てていれば‥?)。

 

これを別の言葉で言えば、誰の中にもある「悪魔」につながる。

124話「氷解」‥褒めてもらうために、人を殺す。始祖ユミルにも、近いところがあったかも

 

一方、エレンの動機は「依存」ではないでしょう。

現在は悪魔に見えるエレンだが、ここが始祖ユミルとの違いでもある。

少なくとも、彼は明確な意図を持っている。

自由のために力を使えなかった始祖ユミル。対して、自立した心を持ったうえで始祖の力を手に入れたエレンがどう考えているか。

 

今一番気になってるのは、エレンが破壊の先にどんな世界を作ろうとしているのか、というところ。

それが巨人のない世界、そしてパラディ島のユミルの民だけの世界なのか。

 

あるいは、「ヘーロス復活説」。

自らが悪を演じユミルの民(ミカサ??)に倒されることで、ユミルの民を守り新たな世界との関係を作る。

この場合、世界の破壊には至らない。

これまで、特に最近はないと思ってたけど。これは、という予想を見て、やはりあり得るかも?とけっこう揺れてる。ここはまた考えてみるつもり。

 

*追記:影響を受けた予想は、こちらのyoutubeチャンネル。

概要欄に詳細が書かれてあります。酵母説も興味深い🍞。

コメント

  1. 深い考察ですね!さすがです☆
    寄生そして依存、なるほど。
    やっぱりあの生物は寄生虫なのかなぁ〜ありえます!(☉д☉)

    へーロスについてですが、ミカサがエレンをとどめをさしそうですが、世界から見てのへーロスはガビとファルコにもなり得そうな予感もあります( ˙◊˙ )
    どちらにせよ、ユミルの民であるのは確かです☆

    • ありがとうございます。かなり妄想です☆
      そうですねー。ホントに寄生かは?ですが、生物がしたことはDNA注入か寄生かなと思ってて、今回のは寄生の予想です(^▽^;)。

      ヘーロス説、興味深いですね。
      エレンがどこまで希望を持ってるのか、そこがまだ若干信じきれない自分もいますが、未来の記憶で見ているなら‥という気もしています。
      考察動画、楽しみにしています☆