進撃の巨人ー132話考察。「自由の翼」の条件は理解をあきらめない心

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「進撃の巨人」考察

最近、エレンが登場しないと更新が遅れがち。

それとは関係ないんだけど、最近ちょっとキャラが死に急ぎすぎっていう感もある。だけど、それはしょうがないのかもしれない。

「役割を終えたキャラは退場」していくとして、その役割というのが最終的には「始祖ユミルの望みを成就させる」ための役割だとしたら。

そこに向かいつつ犠牲になっていくという宿命なのかもとか思ったり。

というわけで、今回はショックもありつつ、もう誰が死んでもいいようだんだん覚悟ができた感じもありつつ。

 

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132話「自由の翼」考察・感想

 

静かなオディハ

住民はもう南に逃げた。

ということは、パラディ島から遠いところは少しは逃げる猶予がある。

 

ファルコ正常に錯乱。

家族も含めて皆死んでるとか、いきなり聞いたら意味不明で飲み込めそうにないけども。

現実味がない状況の中で、正常に錯乱するファルコ。によって、改めてこの現状を認識する。

 

アニ降りた。

もう彼女が戦う理由ないもんね・・。父親が死んでるとしたらだけど。

地ならしはレべリオには到達してる描き方だけど、実は死んでないとかありそう。

反乱起こしてあのまま死んではないだろうし。むしろ、もう一山ないとおかしい。

 

エレンは殺さないというミカサ。

遠くに行ったエレンを連れ戻す

今のところ、あくまでエレンを止めるというミカサ。

ここも、もう一山以上あるのは確実でしょうが。

もし殺さなければならなくなるとしたら何か?始祖ユミルの存在か、未来への希望か?

 

そして、イェレナ素直になった。

やっぱりジャンとライナーの件とか見て何か感じたんでしょうね。

 

たぶん、ここかな?

彼女は農業とかやるといいかも。

 

ジークは敗れた… でも…正しかった

ここらへん、「正しさ」という言葉が出てくるあたりフロックと彼女はどこか似てる。

考え方もやってることも全く正反対なんだけど、自分の感情が正義になっててそこに疑問が持てない感じはするんだよね、この二人。

 

ハンジの強さ

前からそうだけど、この自分の無力さを認められるところに彼女の強さが出ていると思う。

 

ライナーとアニ

ライナー謝れてよかったね。ここはいいシーンだなあ。

 

人の恋には突っ込むミカサ。

前からそうだけど、こういう時のミカサは楽しそう。

 

いろいろあるけどはしょって、フロック。

やっぱこの人、戦闘能力に難がある。

体力ギリギリでも、ガビならみんな撃ち抜いてたんじゃないか。それか、飛行艇破壊するか。

 

フロックの最後。

だんだん顔がかわいくなってるような

うーん、そのみんなって誰なの?ってやっぱり思ってしまうけど、なんか最後ちょっとだけカッコよくなっちゃった感じが。

 

悪魔にすがって、雑魚からお山の大将になって、、彼は自分の存在意義のために戦ってると思ってたけど。

グロス曹長のパラディ島版かも

 

たぶん彼の最大の欠点は、オレは「雑魚」と勝手に決めちゃってたところでしょうね、と思う。

同情すべきところはありますね。彼はあの特攻がやっぱりトラウマだったんだろうな。

命を軽視されたから、自分も軽視してやる(ここは嫌いだ‥エルヴィンは別に軽視はしてなかったと思うしね)。存在価値のない自分の意味は悪魔をよみがえらせてパラディ島を守ることだおー(*空想です)。

もうフロックが嫌いなのか、意外と好きなのかよく分かりませんが、想像しがいのあるキャラではあった。

確実に言えるのは、身近にいたら(言える関係だったら)絶対何か突っ込み入れたくなっただろう。

 

ジャンの表情が印象的。

ジャンはフロックの気持ちも分かるっぽくて、一番宙ぶらりんで葛藤してますね。

エゴと博愛の中間地点ジャン。

 

フロックの言うことは百も承知のハンジ。

確かに君の言う通りだとハンジ。

彼女はいつもフロックの考えも認めてはいましたね。

そこがフロックやイェレナとの違いかな。

ここがハンジらしい。

決してあきらめない。この意味は・・。

 

アルミンが15代団長に指名される

調査兵団団長に求められる資質は

理解することをあきらめない姿勢にある

 

振り返ると、エルヴィンはこう言ってました。

72話「奪還作戦の夜」

知りたければ見に行けばいい

この時はこれが調査兵団の求める自由。

 

そしてハンジは、

108話「正論」

分からないものがあれば理解しに行けばいい

それが調査兵団だろ?

 

もう何がいるかは分かった。

そして戦って勝ち取る自由だけでは限界がある。

理解することで初めて得られる自由がある。って感じでは。

 

エルヴィンからハンジ、そしてアルミンにという流れは、調査兵団の求める自由の変遷(深化)を表している。

そして、今アルミンが「理解」すべきと言えば、もう幼馴染のあの人しかいませんね。

 

リヴァイの「心臓を捧げよ」

リヴァイの登場頻度が極端に少ないこのブログ^^;。

うーん、ここもそんなに書くことないかな。。

リヴァイらしい送り出し方だなあ、くらいですかね。

 

ハンジ身を挺して巨人を足止め

ここが今回一番好きなカット。

 

ホント巨人という生命体が好きなハンジ。

 

閑話休題。あの記憶のハンジは?

あれ?

過去だったのか・・??

だとしたら、地下牢にいた時かな??

いや違う、これ泣いてるしなあ。

眼帯してないはずだけど、白夜の時か??

 

飛行艇離陸。切ないリヴァイ

古参で残ったのは彼だけになりましたね。

いやもうジーク倒してくれ。

 

エルヴィンらに出迎えられるハンジ

ハンジ お前は役目を果たした

とエルヴィンらに迎えられる。

なんかこの言い方、先まで知ってそうな雰囲気もありますが。

ああ、モブリット、sasha‥

さすがにハンジは報われてくれてホッとした。

 

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132話考察まとめ

 

だんだん、主要キャラも犠牲になっていく流れが確立された感もある132話。

まず意外だったのは、アニが降りたこと。

最後は9つの巨人すべて集まると思うんだけど‥。

もしそうなったら、最後、パラディ島決戦もあり得ますね。

 

そしてハンジの最後のシーン、死後の世界と言えるのか、はっきりは分からないけど、個人的にはこれが出た意味は大きいかもしれないと思った。

前の記事で、始祖ユミルの解放について考察したけど、一つの問題は彼女が意識だけの存在であること。

だからどう報われるんだろうというのはちょっとあった。

でも、こういう報われ方があるのであれば、(世界のほとんどを犠牲にして)彼女が解放されるのはあり得るかもと。

むしろ最近のキャラの死は、そこに向かうための布石という感じもする。

 

あとは、15代調査兵団団長に指名されたアルミン。

エレンを理解できる、対話できるとすれば彼しかいないでしょうから。

ようやっと本領発揮しそうで楽しみ。

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