進撃の巨人ー122話「二千年前の君から」考察。始祖ユミルの心情‥

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「進撃の巨人」考察

ついに、「二千年後の君へ」の意味が垣間見えるなど、謎がかなり明らかになった122話。

いろいろ分かって、ああぁ・・ていう感じもあり、、個人的には始祖ユミルの境遇と心情に、いろいろ思うところはありました。

最初読んだ時、効果音もないせいか、ものすごく淡々とした感じだったんだけど、始祖のユミルの気持ちにフォーカスすると、途端に胸が痛くなる。

この話を見たタイミングもちょうどよく、潜在意識の感情をアロマで解放するいいテーマになった。

Last updated:2019/10/31

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始祖ユミルは奴隷だった

 

まず、ヒストリアに絵本を見せるフリーダの場面。

「いつも他の人を思いやってる優しい子」

 

そして、奴隷の立場だった始祖ユミルの過去が明かされる。

始祖ユミルも含め、全員切られたのか

 

「この世界は辛くて厳しいことばかりだから」

「みんなから愛される人になって 助け合いながら」

「生きていかなきゃいけないんだよ」

 

この流れで見ると、フリーダのセリフがとても空しく響く感じ。

「自分を抑えて合わすんだよ」という意味合いになって、奴隷としての始祖ユミルにつながって。

ヒストリアの時も、多少、暗示的だったと思うけど、、今回はもっと皮肉に聞こえる。

こういうの多いですね。同じセリフで意味合いが違ってくるの。好きです。

 

始祖ユミルの出自・ユミルの民はまだ謎

始祖ユミルたちは、どうやらエルディアという部族(マーレに比べると弱小だったイメージか)に負けて、奴隷にされていた。

普通に考えると、始祖ユミルの部族はエルディアとは違う部族になる。

 

これまで、漠然とエルディア人=ユミルの民と思ってたけど、これはちょっと違うみたい。

始祖ユミルから血縁が広がってのユミルの民なのかな。でもその場合、王家はどう違うのか?というのが出てくる。ここはまだよく分からない。

⇒考察してみた。

 

奴隷の中で、さらにスケープゴートにされる彼女

ともかく、彼女は少女のころから、奴隷としてとしか生きられなかったよう。しかもその中でスケープゴートにされるとか。。

そして、ユミルの時と同じように、始祖のほうのユミルも「自分ではない」と分かっていながら、周りの反応を見て自分を犠牲にしたようです。ホントにユミルとそっくり。

 

彼女は生まれ変わったけど、始祖ユミルの心はその時のまま座標にいるってことでしょうね。

 

有機生物の起源?と接触し巨人に

 

追われ、矢をさされ逃げる彼女。

つまづいた先の、木の穴から水の中に。

これは北欧神話の「木から生命誕生」というのもあるし、比ゆ的には女性器と羊水という感じもあります。

 

そして、謎の生命体が接触して、初めての巨人に。

 

大地の悪魔はマーレの言ってることだったし、クルーガーの「有機生物の起源」が近い感じですね。そして脊椎に対応した形に見えます。

あれが始祖ユミルの脊椎に寄生したか、何か入れたかしたんでしょう。

巨人体は植物由来(日光がないと動けない)という話もありますが、そんな感じはしますね。

植物由来の巨人化DNAが注入されたんじゃないかな?

 

始祖ユミルの巨人体について

肋骨が飛び出てて、ある意味カッコいいんだけど、ここはちょっと深読み。

実は、これは始祖ユミルの精神状態がそのまま出ていると思う。

胸の下部(真ん中)からお腹、腰くらいまで、すべて中身がないですね。

 

精神的に言えば、胸はまさにハート(心・愛情)、お腹(腸)は感情の座です。実際に、問題があるとエネルギー的にそこに表れます。腰あたりは生きる力。

ということで、このフォルムは、感情がなく、心が死んでいると言える彼女の状態を反映した巨人体。

顔が骨だけなのも、表情のない彼女と一致してますね。

復活したエレンの巨人は、始祖ユミルの巨人体の可能性が高そう。もしかしたら、顔とお腹あたりに今度は肉がついてないかな??

 

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「王家の奴隷」になった始祖ユミルーそして彼女の死の意味

 

巨人の力を得たことで、エルディア、王のために働かせられた始祖ユミル。

「王家の奴隷」は事実で、彼女の境遇と力のゆえだった。

ジークを助けたのも従ってたのも、そのせいだったんですね。

 

彼女が王を助けた理由

彼女は、王を殺そうと投げられた槍から、自分が身代わりになって王を守りました。

なぜ、あんな王を助けたのか?

単に奴隷にされていたから、そういう習性になっていた、とも言えるけど、彼女の心情をもうちょっと推測してみる。

 

彼女が巨人化して以降、他国を滅ぼし国は発展したのでしょう。王の衣装は立派になり、彼女の衣服も少しずつましになっている。

王と彼女の関係は、子どもを産むようになってからは、形の上では、王とその妻になっている様子。

それもあって、彼女は、ただ使われているだけでも、それでも役に立って必要とされているという(ああここもユミルと同じ・・)のがあったのではないかと思う。

とっさに助けたのは、おそらくフリッツ王が彼女の愛情の対象になっていたから。

 

彼女は期待、もしくは誤解していたのだと思う。

自分という存在を認めてくれていると。

彼女の生い立ちからしても、そう思うのは至極自然なこと。

 

少なくともこの一瞬の間、彼女は待っているように見える。大丈夫か?と言うのを。

しかも、この時だけ王もそう言いそうな表情をしている

 

そこでの、この王のセリフ。

「何をしておる 起きよ」

「お前が槍ごときで死なぬことは分かっておる」

 

彼女はそこで生きる気力を失い、再生を選ばなかったと感じた。

 

彼女の死は、最初で最後の王への反逆でもあった

そして、9枚の花弁の一つに滴る血のようなもの。

巨人になる前、瀕死のシーンでは8枚だったのが、ここでは9枚。

これはつまり、増えた花弁が進撃なのではないか。ここで彼女に初めて「自由への意思」が生まれた。

9枚の花弁の1つにユミルの血が付いた。
それはユミルがフリッツの起きろと言う命令に初めて従わなかった時の回想のシーン。
奇しくも9つの巨人のなかで唯一進撃の巨人だけは常に自由を求めて進み続けた。
進撃の巨人はユミルが奴隷人生のなかで、わずかに抱いた自由を求める心だった。

ーYoutubeのコメ欄より、和和さんのコメントを引用☺ありがとう
 

ホントにそうですね。彼女は死によって、初めて王の命令に背いた。

 

始祖ユミルが、自分の命と引き換えに守り、結果的にエレンに託されたもの。

それが彼女の魂であり、自由を求める心。それこそが「進撃の巨人」だったということ。

 

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始祖ユミルを3人の娘に捕食させる

 

さて・・ガビが断然かわいく思えるレベルのフリッツ王。

ユミルフリッツと表記するのが、ちょっとイヤになってしまった。

その王が、始祖ユミルの死体を娘に食べさせる。

2期エンディングの場面。あの絵にいた、後ろの人たちが描かれてないような気もするが。

 

座標の誕生

亡くなって、座標の場所?にいる始祖ユミル。

娘に食べられることで、初めて座標ができ3つに枝分かれ。

 

ここで、始祖ユミルが得た力が、ユミルの民に受け継がれる流れができたということか。

とりあえず、3人の娘が全て食べて、9つの巨人はその後に別れていったのかな。

 

彼女が少女の姿であることと、巨人を作り続けた理由はこっちで考察。

 

エレンが始祖ユミルの心に語り掛ける

 

「我が巨人は永遠に君臨し続ける」

というフリッツ王の言葉。これまでの流れをさえぎるように、エレンが登場。

「終わりだ」

「俺がこの世を終わらせてやる」

「俺に力を貸せ」

というエレン。

「お前は奴隷じゃない」

「神でもない」

「ただの人だ」

強い口調だが、彼女の眠った心を揺り起こしているように思える。

 

「始祖ユミルを殺す?」とか言ってごめんねエレン^^;(100%確定ではないので、、まだちょっと怖い)

 

「決めるのはお前だ。お前が選べ」

と始祖ユミルに判断を預けたエレン。ただ、

「永久にここにいるか」「終わらせるか」

この2択しかないんだろうか、と一瞬思う。エレンが誘導したような。

ただまあ、意思を持たなかった始祖ユミルが、意思を持とうとするとき、まず初めに通らなければいけないのは、抑圧に対するNOだから、攻撃的にはなる。

 

「終わらせる」の意味

この「終わらせる」が、世界を破壊する地ならしなのかどうか。

巨人を終わらせる、もあるのかもだけど、エレンの言葉からして、まずは世界そのものを終わらせる意思を感じる。

彼の元々の目的も敵(世界)を駆逐するだし、始祖ユミルの記憶を見ていたなら、さらにそうなりそう。

ただし、心を取り戻した始祖ユミルの意思が、エレンと完全に一致するのかはまだ分からない。

 

 

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始祖ユミル解放。「二千年前の君から」の意味

 

そして、この言葉をきっかけに、始祖ユミルは心を取り戻す(この時点で、王家の奴隷縛りは外れたか)。

始祖ユミルにとって、エレンは初めて自分を見てくれた人間。

エレンはこのために ー始祖ユミルを解放し、おそらく世界を終わらせるためにー 座標に来たのだろう。

 

ということで、「二千年前の君から」の意味は、始祖ユミルが自分を解放してくれる人(エレン)を待っていた

あるいは1話から、ここに至るまでの間で、「二千年後の君へ」「二千年前の君から」発していたメッセージをエレンが受けとり、二千年前に生まれ彷徨っていた始祖ユミルの「自由への意思」を、彼女自身の手に渡すときが来た。

ということでしょう。

 

ヒストリアの手に触れた時に、彼女の記憶を見たのか・・

 

そして、地ならしの始まり。

 

ということで。ふー。

あ、ジークは小物感が出まくりでもう。

何をしたいんだか分からなくなりそうです。

王家の言うことは何でも聞く(実際そうだったけど)、と思い込んでたから、もう焦りまくり。

彼がドヤ顔したら、必ずひっくり返されて慌てふためくというのは、もう完全にネタレベルでかわいい。

 

ちょっとだけ先の予想

 

ついに解放された始祖ユミル。そして地ならしの始まり。

 

自分は、地ならしするときはシガンシナだけでなく全部と思ってたけど、結構早く来たので、どうかな。

地ならしはいったん、小規模で終わるか、途中で止まる、ゆっくり進むかなどして、その間にシガンシナのミカサ、アルミン、104期、アニ、リヴァイ、もろもろの動きがあるのかな?。

そして、ミカサは道の記憶につながって・・。

*自分の中で一番ありそうなのは、途中で止まるパターン。始祖ユミルの真意がどこにあるかによると思うけど。。

 

まあ、どんな展開になるにせよ、もう面白いのは間違いない。

残ってるものを考えると、クライマックスまであと一山、二山あると思うので、とりあえずじっくり味わって楽しみたいですね。

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