前回の急展開から元に戻って、ちょっとホッとした。そいであっという間だった。
しかし最近、現実のほうがそこらへんのフィクションより、よっぽど虚構に感じられる。
ずっと一部で言われてきたような状況になってきてるし、おそらく現実でも「未来の記憶」として見ている人はいるのだろうと思う。
これは空想です。
でも、そんなことを暗示する予言・都市伝説、またはフィクションの情報は、どこから来ているのかなって思いますね。
つまり、人間の集合的無意識、または高次元にも通じる「座標」の情報を、受け取る人たちはいるのだろうと。
127話「終末の夜」考察
そんなわけで「終末の夜」。
終末の、という題名がなんとも。
今回あんまり考察するところない、わけでないけど、感想的につらつらと。
ジャンの妄想
終末の夜でなく、週末の昼でしょうか。
やはり、彼は長い髪のほうがいいんですね。
朝から飲むのは、ちょっと依存症だと思うけど。絶対ミカサに取り上げられるわ。
窓の外の影はやはりハンジだった。
まあフロックも、まさか来るとは予想してなかったということですね。
そしてリヴァイはしばらく戦えない。最後にジークをしとめるのか?
エレンを止めるというハンジ、ミカサ
ようやく、ミカサも口を開く。
もちろんでしょうけど、しかし彼女はエレンが第一。
エレンを討ち取るしかない事態を恐れているよう。
虐殺はダメだというハンジ
おおハンジ。彼女は強いね。仲間との絆がそうさせてるとも言えるか。
アルミンやハンジは、性質的に理想を描ける人間。
現実的でないように見えても、新しい時代を作るのはきっとこういうタイプ。
そしてどちらかと言えば受身的。
逆に言えば、追い詰められると力を発揮する。
エルディアとマーレの面々が会食
マガトはもう少し考えがある人物かと思ってたけど、割とシンプルだった。
あくまでマーレの立場で考えてる。昔ながらの軍人という感じ。
個人的には、パラディ島は悪魔にされてきた歴史を知らなかったというハンデはあると思うかな。
集団のとりまとめはハンジ中心になりそう。
「エレンを殺せるの?」というアニ
対話か、殺すかという分かれる選択。
この2つに分かれるのも、いちおう読み通りだった。
考えられる展開としては、「世界を救うために」すべてがエレンを止めるという方向で動いていくこと(フロック以外?)。
その中で「止める」アルミンたちと、世界の「討伐する」派に分かれていくとか。
おお🎯。まあこれは分かりやすいか。
ただし、とりあえずは協力することに。
もちろん、クライマックスでここはまた激しいことになりそう。
イェレナの正体
地味に面白いイェレナの顔。
ジークと言い、なぜ安楽死計画の面々はおちゃめなのでしょうか。
そしてピークいわく、ホントはマーレ人でマーレに失望して作り出したのが、世界を救う奇跡の物語だと。
ちょっと理解しにくいが‥まあ人間に失望してたけど、安楽死で「世界を救う」ことにロマンを感じた乙女だったということかな。
マルコの死をめぐって
それぞれの抱える感情が表に出る。
ここの会話はいいですね。
ここで、マルコの最後のセリフが効いてくるとは。
まったく、どこまでも伏線にしたがるわい(ピクシス?)。
最後、ライナーが謝り続けて、我慢してたジャンに火がついた。
そしてガビはいい子になったなあ。
もともと、ものすごく素直な子(だから洗脳も素直に受ける)として描かれていたから、気がついたことで今のガビになるのも分かる感じがする。
マガトは「パラディ島は悪」という信念がまだ強いのに対して、ガビのほうがフラットに見ている気がする。若いしね。
そして気になったのは、イェレナの表情。
何か心が変わったようにも見える。協力するのかな(‥希望的観測)。
あとマガト。
エルディア人にも情はあったけど、これまで戦士として使ってきた立場。
ここで、その距離の差を感じたんでしょうかね。
許されないライナーと、言われないアニ
ジャンの気持ちとしては、これは当然ですね。
「私は?」と聞くアニ。
アニって不思議と責められない。
もちろん、ライナーが主犯だからでしょうが、何か分かる気がする。
どちらもエゴで動いてるところはあるんだけど、おそらくライナーのほうがそれが全面に出てる。
そいで罪悪感も強い。
自分の感情が表に出やすいので、人の感情も刺激するんだろうと思う。
でも、それでジャンも少しは切り替えられただろう。
港がイェーガー派に占拠されてる
ああお、まだフロックは健在だった。
キヨミも捕らえられてますね。
巨人になれるんだったら簡単に勝てそうだけど、キヨミを人質にとられてるのでどうかな。
予想ではシャーディスやスルマたちがフロックを止める役割になると思ったけど、これはまだだった。
これから彼らが活躍するんじゃないかな(死にそうだけど)。
127話の考察まとめと128話以降の予想
前回感じた、こんなにすんなり?の疑問が解消された。
あのまま行ったらさすがにあっさりすぎだし、いつもの進撃に戻ってきた感じがしてよかった。
かつての敵が一つになったものの、その目的は微妙に食い違う。
ポイントはやはり、討ち取ると対話するに分かれてるところ。
そしてイェレナの動きが読めないところ。何かやらかしそう。
ただ表情だけで見ると、少しは心が変わったのかなと思えなくはない。意外と自分を犠牲にして人類史に名を残すかもしれない。
それかフロック側につくか・・。2人は行動の動機がなんか似てますしね(個人的な復讐が根っこにありそな感じ)。
でも、、なんかイェレナはまだ変わる可能性がありそう。
今後の予想としては、フロックは最後はシャーディスたちに打倒される。
その助けがあって、飛行船にのってオニャンコポンが操縦する。「任してください、ハンジさん」見たい。
そしてミカサが、キヨミからアズマビト家の秘密を聞く、を推しとく。
そして、上の世代よりフラットに見れているガビとファルコ。
もしも夜が明けたら、この2人が果たす次代への役割があるのかも。
あとはもちろん、ヒストリア。
止めに行く仲間に加わって、彼女とミカサが座標に行くことでエレンの記憶を見ることになる。
というのが、やや遠目からのロングシュート的予想。
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