120話、ジークの話についての疑問点です。
ジークの話は、ちょっと怪しい匂いがしますね。これまでも計画のためのウソが多かったし。
ジークは始祖の力を持っていない?
ウソだとすれば、まず最も考えられるのは「本当は始祖の力なんて持ってない」。
確たる根拠はないが、、もともと始祖の巨人はエレンが持っている。
単純に、始祖ユミルと一緒にいて始祖の巨人を持てた、というのはちょっと無理がある気がする。始祖ユミルが魂(たぶん身体の細胞)を分けたはずなのに、いきなり始祖2人はないだろうと。
ジークの計画を予想
ジークの計画は、(本当は始祖を持っている)エレンを「洗脳」から解放して、安楽死に協力させるつもりだった。
そのために、彼はエレンを懐柔する・丸め込むために、「始祖を持つ自分が地ならしできる」とウソをついたと予想。
これはジーク的にはあくまで善意。「エレンは、父親の洗脳でエルディアのために自分を殺して戦ってる」とたぶん思っている。
その洗脳から解放すれば、父親が間違ってると分かれば、エルディアの安楽死を受け入れてくれると思ったんでしょう。
だいたいジークって、(読者目線で見ると)ちょっと見通しが甘いように見えるけど^^;、憎めない。
ということで、ジークが言いたかったのは「地ならしもちゃんとしてやるから、その前に安楽死を頼むよ」ということ。
その理由付けとしての「始祖を手にした」。じゃないかなー。
始祖ユミル=王家の奴隷はウソか本当か?
であれば、始祖ユミル=王家の奴隷もウソかもしれない。
その場合、ジークと始祖ユミルが同じ考え(エルディアの安楽死)で動いている可能性がある。
・・と、自分はそう思っていたけど、今回で少し考えを変えざるを得ない。
エルディア人のために巨人を作りながら、安楽死を望むのか?と。
あり得なくはないが、ちょっと考えにくい話になる。
したがって、始祖ユミルは「王家の奴隷」とまではいかないにしても、意思を持たない(というか、別のことを考えていると予測)というのは、ある程度本当ではないか。
王家の奴隷というよりも・・
王家とは、もちろんユミルフリッツの子孫である。
始祖ユミルからすれば、子ども、孫たち・・になる。
当たり前だけど、書いてて改めて「そうなんだ‥」と思った^^;
ジークはユミルフリッツのずっと後の子孫なんですよね。。
それは助けるのも自然なことかな、が一つ。だから、必ずしも奴隷というわけではないかもしれない。
が、意思があるのかは表面上は分からない。
そして、それだけではない。エレンもユミルフリッツにとっては、自分の魂の分身のようなもののはず。魂を分けた巨人能力者なのだから。
つまり、意思がないのはそういうことかな?と。このへん考えると、かなり面白いので別に考察。
始祖ユミルは「不戦の契り」の大元なのか?
気になるのは、始祖ユミルがエレンをスルーしたこと。
またジークが、始祖(ユミル)が不戦の契りと関係してそうな発言をしていること。
ここから、始祖ユミルはおそらく、「不戦の契り」に似た意思は持っている、と取れる。王家の意思とは別に。
とすると、エレンと始祖ユミルで地ならしはできないことになる。
カギを握るのは始祖ユミル?
一方、ジークの始祖を手にした話がウソであれば、当然ジークの意思は始祖発動に関与できないはず。
だとすればジークとしても追い詰められている。あとはジークが改心するかどうかだが、ここも始祖ユミルの意思、または記憶によって変わってきそう。
いずれにせよ彼女の記憶・・いずれ、これを二人で見に行くと予想。その展開によって結末は変わりそう。
あとは、進撃の巨人の能力が始祖ユミルの力を打ち破るものであれば、始祖の巨人+進撃の巨人(エレン)に王家(ジーク)の協力で地ならし発動ということもあるかも・・ちょっと少年漫画みたい?になってしまいそう。
始祖ユミル=王家の奴隷からの連想は、けっこう大事と思ったのでまた別で。
一言で言えば、始祖ユミルの願いは「自分の魂を取り戻すこと」ではないかという話です。
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