進撃の巨人ー巨人化の仕組みと座標の謎を解明してみた

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「進撃の巨人」考察

進撃の巨人、深いですね。

とくに大事なところとして、これは「人間の生命と歴史」についての物語、であると思うのです。

物語の考察とともに、あくまで人間の生命(歴史、社会)とは何か?に沿って考えていきます。

 

というわけで、今回は、巨人化の仕組みと座標の謎について、生命の科学的に考察してみます。

*マンガ既読(今114話)なので、ネタバレにはいちおう注意ください。

 

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巨人化の仕組みを生命の科学から考察

 

はじめにー巨人の身体を形成するDNAと意思

 

巨人を形成する血や骨は「道」を通って送られてきます。

そして知性巨人の場合、意思によって何もない空間から巨人の身体が形成される。

これを見たとき、ある意味では人間とおんなじだと感じました。もちろん、人間は空間から一瞬で形成されるわけではないけど。。

 

身体(DNA)から心(意識)が生まれるのでなく、意識が身体を形作っている、という見方がありますね。

スピリチュアル的なものでは昔から。最近ではやはり量子力学、科学的にはエピジェネティクスもその流れでしょう。

 

DNAがすべてを決めているわけでないし、DNA自体も環境や意識・感情によって活性、変化するという今までの常識を覆す知見。確かに、でないと進化しないし。

まずこの視点から、自分的には巨人化に「意思」が関与している点がポイントだと感じます。

つまりは、巨人の身体を生成するためには、まず巨人の「DNA」が必要だとして、その設計図を「ON」にするのが巨人能力者の「意思」なのでは。

アニメ3期6話の例の回想シーンから。DNAですね

意外と現実的な話ではないかと。

まあ一瞬でONにできるのは、神レベルですが、「有機生物の起源(大地の悪魔)」由来ならできるのかも?という話になります。

 

巨人DNAの起源

 

ということで、巨人のDNAがどこから来たのか。

おそらく始祖ユミルは有機生物の起源から、DNAを改変する力を与えてもらって、自ら巨人になったんじゃないでしょうか。

あるいは・・もともと巨人DNAはエルディア人にあって、起源さんはただDNAを意思でONする力を与えたただけかもしれない。

どちらにせよ、このため巨人能力者は意思で巨人化できる。

で、他のユミルの民は、DNAがあっても自分ではONできず、無垢の巨人になってしまう(この理由もありそうですが、また別で)。

 

自傷行為の意味

 

あともう一つの条件、自傷行為は「身の危険(巨人化が必要だよ!)」を細胞に知らせ、巨人化の条件を作るトリガーではないでしょうか。そこには、もともとマーレの侵攻への反撃だった、という仮説も成り立ちそうです。

 

「道」とは何か

 

そして、巨人の血や骨が送られてくる、エルディア人がつながる「道」。

これは量子物理学で言われている「エネルギーフィールド」を連想します。目に見えない、あらゆる情報がつながる場。物質の元となるエネルギーが存在する場とも。

 

人間の記憶も、脳でなくフィールドに存在しているという説、はあり得ると思います。

少なくとも、情報は時空間を超えて伝わるのはありますからね。

「フィールドこそが粒子を動かす唯一のものだ」

「新たな科学はフィールドの物理学と物質の物理学を両方扱うといったものではない。なぜならフィールドこそが唯一の現実だからだ」

アインシュタイン(下記書籍より)

ただし、身体にはフィールドの記憶(感情など)が残るので、そこは大事と思います。

で話が行ったり来たりですが、これでいくと、「道」は、始祖ユミルに通じるエルディア人の集合的無意識のフィールド上に存在する。としたら、記憶や意思が伝わるのは十分ありえる設定だと思うんですよね。

 

同じシーンから。これは神経細胞のようだけど、中心が始祖(座標)になってるエネルギーフィールドってことで。太いのは、エレンがそこにつながったってこと、じゃないかな

 

巨人の身体の物理的な生成

 

あと、実際の身体の生成は、雷落ちてるしプラズマがらせん構造体を作るんでしょう的な?(プラズマ状態で「無機的な生命」が誕生――最新の物理学研究

プラズマは宇宙に遍在するエネルギーということなので、きっとそうでしょう。そのエネルギーが巨人DNAの設計図に沿って、道を通って組織化して、巨人の出来上がりです。

 

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巨人化できる仕組みのまとめ(マーレ政府巨人化学研究学会非公認)

 

まとめると、

巨人能力者は、始祖ユミルからのDNAを引き継いでる上で

・身の危険を神経細胞に伝える自傷行為
・巨人を形成するDNAをオンするための意思

の条件がそろうと、

・巨人DNAの設計図に沿って、プラズマエネルギーが道を通って身体を生成

という仕組みによって、巨人になれる。

クサバーさんどうでしょう。

まあ、あくまで設定の空想なので、真相は物語の神(作者)のみぞ知る。

 

*2020/1/16補足。始祖ユミルの過去が明かされて、「自傷行為の意味」は違ってる可能性が高いですね。いくつか見た「傷口を修復するときに、細胞分裂が爆発的に」とかがあり得そう。

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座標の力とその仕組み

 

今までの流れで言うと、座標は、ユミルの民のフィールドを操作する起点となる。

神経細胞からの信号が伝わるように、座標である始祖の巨人は、フィールドを通して操作することで記憶を改変したり、巨人をコントロールできる。

ただし、それはどうも王家の血筋が持ってないとダメ。

これは、始祖の巨人はユミルの民のフィールド全てとつながるのだが、王家の血筋(こっちが普通の意味でのDNAで継承)の力が入ってないと命令のエネルギーを流せない、ということなんでは??。

パチン!でつながるのは、王家の力のほうは電気信号で伝わる(だからこの電気信号がフィールドに流れて命令できて、ライベル驚く)。ありそうじゃないですかね。

 

ところで実際に、過去に巨人は存在したと思いますが、「巨人」と「DNA」で検索したら、野球ばっかり出てくるのはどういうこと?ですかねえ、ジークさん(´▽`)。

まあ冗談は置いといても(巨人は冗談ではないですが)、自分自身の体験でも「意識と身体(おそらくDNAも)の関わり」ってけっこうあるんだろうな、っていうのがあって、ちょっとDNAには興味あります。

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