【進撃の巨人】名言集ー画像で振り返る名シーン。その意味も解説

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キャラクター考察

名言の宝庫、進撃の巨人。

名言のシーンを画像とともに振り返り、その意味を見ていきます。

それだけで、この物語のテーマもいくつか見えてくるように思います。

さらに心理的な考察はリンクをGO🍎。

*マンガ124話既読です。

 

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「進撃の巨人」名言と解説

 

それじゃ…まるで家畜じゃないか…

一生壁の中から出られなくても…メシ食って寝てりゃ生きていけるよ…でも…それじゃ…まるで家畜じゃないか…

エレン‥1話「二千年後の君へ」

自由を求めるエレン。

そして、「何のために生きるか」という問いにつながるこのセリフ。

71話「傍観者」で、グリシャはこう言います。

調査兵団の存在は人間の想像力や魂が自由であることを示す証拠であり、人類の誇りそのものだ

 

駆逐してやる!! この世から…一匹…残らず!!

駆逐してやる!! この世から… 一匹… 残らず!!

エレン‥2話「その日」

このエレンの強烈な怒りで始まった物語。

彼が駆逐する対象は、自分たちを襲う巨人から、自分たちユミルの民を滅ぼそうとする世界へ。そして巨人の存在と歴史そのものに?

 

この世界は残酷だ… そして…とても美しい

この世界は残酷だ… そして…とても美しい

ミカサ‥7話「小さな刃」

 

強盗に両親を殺された過去を持つミカサ。ミカサ自身も捕われたが、エレンに助けられる。

残酷すぎる経験ではあるが、負の経験ゆえに愛の大切さや美しさを強く感じるというのも、また事実。

ミカサの特徴が出ているとすれば、感情的な表現ではないこと。

淡々とした表現が、かえって「残酷な現実とその中の美しさ」を浮き彫りにしている気がする。

 

オレが!! この世に生まれたからだ!!

オレが!! この世に生まれたからだ!!

エレン‥14話「原初的欲求」

 

生まれたから生きたい、それも自由に生きたい、という当たり前の気持ち。

それを阻むものは駆逐するという彼は、他者の自由も奪うしかなかったのか。

このジレンマにどう答えを出すのかが気になる。

 

それが人の本質だからでは?

なぜかこの世界では、巨人に対抗する力を高めた者ほど巨人から離れられる

どうしてこんな茶番になると思う?

それが人の本質だからでは?

アニ‥17話「武力幻想」

セリフの続き。このシーンが重要

 

アニの言っている「人の本質」は、頭で考えた理想によって「目の前の現実から離れてしまう」という皮肉な現実でしょう。

本能で生きていない、「自我」を持つ人間にとって、避けられない課題。

これが進撃の中で、終始描かれているものの一つだと思います。

 

 

私達に見えている物と実在する物の本質は…全然違うんじゃないかってね

 

私は思うんだ 本当は…
私達に見えている物と実在する物の本質は… 全然違うんじゃないかってね

ハンジ‥20話「特別作戦班」

戦いを主とする調査兵団の中にあって、頭脳派のハンジ。

やや哲学的なこのセリフからは、新たな思考、そして知を通して自由を勝ち得ようとする気概を感じるような。

 

試しちゃダメか⁉ 人としてダメか⁉

53話「狼煙」

もし放っといたら普通に巨人になっちゃうんじゃないか これは!!

試しちゃダメか⁉ 人としてダメか⁉

ハンジ‥53話「狼煙」

やや興奮状態のこのセリフからは、変革を求める集団には変人しかいないことを物語っている‥。

そして、モブリットは必要。

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悔いが残らない方を自分で選べ

俺には分からない ずっとそうだ…
自分の力を信じても…信頼に足る仲間の選択を信じても…結果は誰にも分からなかった…
だから…まぁせいぜい…悔いが残らない方を自分で選べ

リヴァイ‥25話「噛みつく」

悔いなき選択。

「自分で選べ」というリヴァイの言葉は、後のエレンがこだわる「自由意志」につながってくるように思います。

 

何も捨てることができない人には、何も変えることができないだろう

何かを変えることの出来る人間がいるとしたら
その人はきっと、大事なものを捨てることができる人だ

化け物をもしのぐ必要にせまられたのなら
人間性をも捨て去ることができる人のことだ

何も捨てることができない人には
何も変えることができないだろう

アルミン‥27話「エルヴィン・スミス」

進撃の世界は、たしかに人間性をも捨てないと生き残れない世界。

自分が注目するのは、これに対するアニメのジャンのセリフ。

なあ…そんな化物になって巨人を駆逐したとして、それは人類の勝利なのか?

つまり、人間性(愛や情)を捨てて命を守ることと、危険を承知で人間性を選ぶこと。

アルミンは時にゲスミンになりつつも、その間で葛藤している。ジャンはその意味では最も人間味のあるキャラ。さてエレンは‥?

 

何が本当に正しいかなんて俺は言っていない。そんなことはわからないからな…

何が本当に正しいかなんて俺は言っていない
そんなことはわからないからな…

お前は本当に間違っていたのか?

リヴァイ‥59話「外道の魂」

 

リヴァイのセリフの中では、これが一番好きかも。

「正しい」というのが絶対的なものではなく、ある視点からの判断にすぎないことを、リヴァイは誰よりも分かっている。

 

その判断が正しいかどうかはその時は分からない。後になっても分からないかもしれない。それはただ、正しいと頭で決めてるだけのことだから。

逆に言えば、どんなに間違ってた・失敗だったと思っても、それもホントは分からない。

たとえば、その感情の「根っこ」を解放できれば、できごとの意味は一瞬にして変わり得る。

 

みんな何かに酔っ払ってねぇとやってらんなかったんだな…

みんな何かに酔っ払ってねぇとやってらんなかったんだな…

みんな何かの奴隷だった…
あいつでさえも…

ケニー‥69話「友人」

 

「強さ」だけではない何かに惹かれて、ウーリの元に下ったケニー。

彼が最後に見た景色は、力でも慈悲深さでもない、縛られることのない心が映し出す何か。

つまり「何かの奴隷」ではない景色、だったのかもしれない。

 

 

だからこの子はもう偉いんです この世界に生まれて来てくれたんだから

特別じゃなきゃいけないんですか?  絶対に人から認められなければダメですか?

私はそうは思ってませんよ 少なくともこの子は… 偉大になんてならなくてもいい 人より優れていなくたって…

だって…見てくださいよ こんなにかわいい

だからこの子はもう偉いんです この世界に生まれて来てくれたんだから

カルラ‥71話「傍観者」

 

自己受容、自分を愛すると言えば一言で終わってしまうが、それを本当に実感するのは、往々にして困難なこと。

でも、それなくして自信と自由にはつながらない↓。

 

なぜならオレ達は 生まれた時から 皆特別で 自由だからだ

オレにはできる …イヤ オレ達ならできる

なぜならオレ達は 生まれた時から 皆特別で 自由だからだ

エレン‥73話「はじまりの街」

 

課せられた任務の大きさに自信を持てなかったエレン。

そこから脱皮するには、「ありのままでいい」ことと、自分の「特別さ」を受け入れることが必要だった。これは矛盾するようでいて、実はそうではない。

「皆特別で自由」という言葉には、彼の成長がはっきりと映しだされている。

 

 

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あの兵士に意味を与えるのは我々だ!!

どんなに夢や希望を持っていても 幸福な人生を送ることができたとしても 岩で体を打ち砕かれても同じだ
人はいずれ死ぬ
ならば人生には意味が無いのか?
そもそも生まれてきたことに意味は無かったのか?
死んだ仲間もそうなのか?
あの兵士達も…
無意味だったのか?

いや違う!!
あの兵士に意味を与えるのは我々だ!!

あの勇敢な死者を!!
哀れな死者を!!
想うことができるのは!!
生者である我々だ!!
我々はここで死に 次の生者に意味を託す!!

それこそ唯一!!
この残酷な世界に抗う術なのだ!!
兵士よ怒れ 兵士よ叫べ 兵士よ!! 戦え!!

エルヴィン‥80話「名もなき兵士」

 

ずっと世界の謎を知るという夢を見てきたエルヴィン。それは、彼の父親の死から始まった使命だった。

そのエルヴィンが、最後に人類のために自分の夢と命を犠牲にした。

これは、彼の真実の心の叫びだったでしょう。

 

 

それができなければ繰り返すだけだ。同じ歴史を同じ過ちを何度も

妻でも 子供でも 街の人でもいい
壁の中で人を愛せ

それができなければ繰り返すだけだ
同じ歴史を 同じ過ちを 何度も

クルーガー‥89話「会議」

 

命の奪い合いを続ける、憎しみの連鎖。

繰り返すそのループから脱出するために必要なことを、クルーガーは示している。

 

そして、グリシャはエレンを愛することでそれを実現した、かに思えた。

しかし、そこで終わらないのが、進撃の巨人。

 

 

それはわからない。進み続けた者にしか…わからない

自分で自分の背中を押した奴の見る地獄は別だ
その地獄の先にある何かを見ている
それは希望かもしれないし さらなる地獄かもしれない

それはわからない
進み続けた者にしか…わからない

エレン‥97話「手から手へ」

 

彼が地獄の先に見据えているものは何なのか?

カッコいいけど恐ろしさも感じるセリフ。

ニーチェのこの言葉も連想させる。

怪物と戦う者は、みずからも怪物とならぬように心せよ
汝が久しく深淵を見入るとき、深淵もまた汝を見入るのである

『善悪の彼岸』より

これは今の(地ならしを起こした)鬼のようなエレンの姿にも重なる。

怪物(ユミルの民の根絶を望む世界)と戦うエレンは、彼らと同じ怪物になってしまったのだろうか?

ただ、エレンは悪に対する正義で動いているわけではないはず(壁の外も同じ人間であることは分かっている)。

果たして、その真意はどこにあるのか。

 

また、ニーチェの「超人」思想は、やはりエレンを想起させるような気もしないでもない。

ニーチェはその著『ツァラトゥストラはかく語りき』において、人間関係の軋轢におびえ、生活の保証、平安、快適、安楽という幸福を求める現代の一般大衆を「畜群」と罵った。その上で、永劫回帰の無意味な人生の中で自らの確立した意思でもって行動する「超人」であるべきと説いた。

ーWikipedia「超人」よりー

 

この記事は、いずれ更新予定

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